栗林慧が監督された映画「アリのままでいたい」を見てきました！ | なるべくお金をかけない中学受験（Z会→SAPIXの予定）

映画「アリのままでいたい」を見に行きました！

※上記画像は息子が夏休みに撮影したもので、映画とは関係ありません^^;
昆虫つながりで載せてみました！

いつもご覧いただきありがとうございます！

先日、息子＆娘と「アリのままでいたい」という昆虫に関する映画を見てきました^^

こちらの映画は、昆虫研究科の栗林慧さんがアリの眼カメラという特殊なカメラを使って、昆虫の生態を撮影したものを映画化しています。

昆虫好きな息子が、学校からのお便りでかぎつけてきて…^^;
あまり集客を期待していないのか、朝晩2回の上映だけでした。

それでも、主題歌が福山雅治さんだし、
ナレーションは24時間マラソンのランナーとなった北川景子さんと恋の噂をされているDAIGOさんです^^;

アリのままでいたい　公式HP

映画の内容は、
土の中にいるカブトムシの幼虫が地上に出てくるシーン、
ちょっと虫が苦手な方にはいきなりきついかも…^^;というシーンから始まります。

いくつかのストーリーを同時展開している感じでした。
それで小さなお子さんから年配のお客さんまでを満足させることができるのではないかな？と思います。

たとえば、お子さんが喜ぶシーンの例として…
ムシキング（実際にやったことありませんが…）風に
カブトムシ　対　クワガタムシの樹液をめぐる争い
カブトムシ　対　スズメバチの樹液をめぐる争い
カブトムシ　対　カブトムシのメスをめぐる争い
のシーン。
森の王者、カブトムシの映像は、虫好きのお子さんにはたまらない映像だと思います^^

また、昆虫の世界をたんたんとナレーションで進めていくシーン。
アリが自分より大きな相手を巣に運び込むシーン、
クモが昆虫をとらえるシーン、
トンボの飛んでいる様子や産卵の様子、

ナレーションが淡々としていてもグロテスクなシーンもありました。

カマキリが卵から200匹程度同時に生まれ、
外敵にやられながらごく一部のカマキリのみが
脱皮を繰り返して最後の脱皮で羽がつく。

最後の仕事として生殖行為があるが、
オスはメスにこっそり近づかなくてはならない。
交尾のためにオスが近づいているのをメスに気づかれてしまい、
メスは反射的に動いているものを食べてしまうので、
交尾に近づいてきたオスをメスが食べてしまう。

オスは頭を食べられながらも交尾をする…というシーン。
これ、子どもが見ても大丈夫かな…と思ったりもしますが、
ちょっと、私この映像、映画に行ってから数日経ちますがまだ残っています。

息子は、カマキリを捕まえた際に、
実際にカマキリが昆虫を捕食するシーンを見たことがあるので、
バッタも一緒に捕まえて
「エサがとれたー」
（それまではバッタが捕れたら喜んでいたのに…）
カマキリがバッタを捕える様子などを見ていたので、
映像化されても大丈夫だったのではないかと思うのですが…

それと、キャラクターでクワノガタ博士とタカシクンというのが出てきます。
タカシクンは洋服がドラえもんに出てくるのびたで、
しゃべり方がクレヨンしんちゃんに似ているキャラクター…^^;
ちょっとわざとらしい話をする親子ではありますが、
こてこて感が面白かったです^^

昆虫を追い続けて60年以上の栗林慧さんがおっしゃっていましたが、
ここ２０～３０年間で昆虫が減ってきているそうなんです（；＿；）
私が生まれる前から…というとサバを読み過ぎですが…^^;
昆虫好きの息子にとっては、
もう生まれたときから昆虫が減ってきた状況にある…
少しでも環境を守れるような心掛けを生活の中でしていけたらいいな…と思いました。
具体的には、ゴミを減らす（買い物袋をもらわない）だったりでしょうか…。

夏休みちゅう、虫が好きなお子さんがいらっしゃれば是非ご覧になってみるといいかと思います♪

息子は、将来昆虫カメラマンになりたいのだそうです^^
この映画を見て、その思いをより強くしてくれているといいなと思います♪

そして、普段芸能関係に疎い息子が…
福山雅治さんが歌っていた主題歌、「蜜柑色の夏休み」をしつこくしつこく歌っている…^^;